営業職の俺がエンジニアになる〜群馬Web化計画編〜

2017年に未経験からエンジニアに転職をした私が群馬でイノベーションを起こすまでの備忘録です。

村を作りたい

ここ最近、キンコン西野ホリエモン、鴨頭嘉人などのいわゆるビジネス系YouTuberにめちゃくちゃハマっていて、情報収集の大半をここで賄っている。 その影響もあって、最近はリスクを省みずにとにかく行動、バカになって行動、というのが最近の自分の中でのトレンドになっている。

そのかいあってか、群馬に移住して約2年半、「めちゃくちゃつまらない群馬」が「最高に楽しい群馬」に変わり始めている。 特に変わり始めているのが人間関係。これまでは割と忖度をしまくって、自分の中で関係を許した人にしか本音を話さない様に生きてきた(もちろんこのあたりは無意識だし、本当は心を開きたい自分がいた)のだが、 バカになって忖度をやめて、直感に任せて生きるようにしてみたら、これまで付き合ってきた人とはより親密になれるわ、人生を面白おかしくそして本気で生きている人と出会えるようになるわ、と好転し始めている。

時たま、過去の自分が顔を出す時があり、こんなことをしていて大丈夫なのだろうか?と思うことがあり、その時にはメンタルが落ち気味になることもあるが、今年一杯は「バカになる」と決めたので、どういう結果であれ突き進もう、ということで心のバランスを保っている状態です。ここだけ聞くと大分やばいっすね。

さて、余談が長くなりましたが、この1週間で色々な人と話して、その中で共通して「君は何がしたい?」と聞かれる場面があり、その問いに答えないとダメだな思い、色々と考えた結果、現在自分がやりたいことは何なのか?についてお話します。

自分のやりたいこととはなにか?

答えはタイトルにもある通り「村を作りたい」です。

これだけ聞いても意味がわからないと思います。え、出馬でもするの?と勘違いされてしまうかも知れません。 まず、出馬をするつもりはないのでご安心ください。

先程風呂に入っていて、ふと頭に浮かんだワードなので正直言語化しきれない部分は多くあり、流れに任せてこの記事を書いているので分かりづらいと思われることもあるかと思いますが、ご容赦ください。

「村」って何?

ここで出した「村」とは、いわゆる自分が住む集落とか、地域という意味ではなく、今どきの言葉で言う「コミュニティ」とか「オンラインサロン」とかに近いかも知れません。

「オンラインサロン」という言葉は最近では割と当たり前になりつつあるので、今更?と思われる方もいらっしゃると思います。正直自分でもそう思っています。 ただ、個人的にやりたいことは「オンラインサロン」を運営したいとかそいういうレベル感ではないなぁと感じています。

群馬県渋川市というド田舎に引っ越してきて、改めて存在を認知したのが「自治体」です。いわゆる自分が住んでいる地域の治安を良くするための寄り合いです。

自分も2019年度に輪番制で班長になり、この自治体の「班長会」という会議に参加しました。参加してみての感想は「意味なさすぎ、時間の無駄」です。 でも、代々伝統的に受け継がれており、輪番制で回ってきて、参加しなければそれこそ村八分にされるくらい強烈な掟です。

生きるため、村八分にされたくないがために仕方なく参加しているのですが、おそらくそういう思いで参加されてる人がほとんどなんじゃなかろうか?というくらい無駄な会議です。 一時この自治体の無駄な会議を変えられないか?と考えましたが、色々と難しいし、コストパフォーマンスよくなさそうなのですぐに諦めました。 (誰も発言をしない中、空気を読まずに手を上げて発言するくらいのちっちゃな抵抗はしたかなぁ。)

そして月日がたち、色々なことを学んだり経験していく内に、こんなことを考えるようになりました。

「インターネットでどこでも繋がれる中、たまたま住み始めただけで勝手に割り振られる地域(村)に固執する必要ってあるんだっけ?」っと。 受動的に、勝手に割り振られたルールの中で窮屈に人生を過ごす必要はないんじゃないかなぁと。

もちろん、既存のルールを無視して生きることは難しいので最低限のルールは守るつもりです。

でも、良いじゃないですか、自分の住むコミュニティを自分で選んだって。 そんでもって、良いじゃないですか、自分がやりたいようにやれてみんなが幸せになれるコミュニティを自由に作ったって。

そこから生まれた発想が「村」です。まぁ「村」でなくても「町」でもいいし、「国」でもいいと思います。でもなんとなく「村」というのが今の自分のスケールに合ってそうだなぁと思ってます。(小並感)

「オンラインサロン」とちゃうの?

先程「オンラインサロン」という言葉を出しましたが、微妙に自分の中ではしっくり来ていない部分があります。 「オンラインサロン」という言葉自体があんまり好きではないというのもありますが、一番微妙なのが「オンライン」という部分です。

このインターネットが完全に普及しきった世の中ですから、繋がる手段としては「オンライン」で構わないと考えています。 ただ、個人的に推し進めたいのが「群馬を面白くする」ということです。つまり「オフライン」なんです。

情報を発信したり、ある程度会員を保持する手段として「オンライン」はありですが、自分との関わりを持つことによって最終的には「群馬に移住したい!」という人が増えるところまでが現段階でのイメージです。 だからこそ「村」という表現は大分近くて、より深いかかわりを持つために「村」に移住をしてくれることを推し進めたいなぁと考えているのです。

「豊川がいるから群馬に移住する!」っていう人が現れたらめっちゃすごくないっすか? 今自分が考える世界観としてはそこまでを想定に入れています。

少し前までは、恥ずかしながら「起業してお金持ちになる!」という気持ちがめっちゃ強かったです。でも、よくよく考えてみました。

群馬に移住してからリモートで働き始めて、東京水準くらいの給与を貰うようになり、家も建て、生活には不自由をしていない中で、これ以上自分が使うためだけのお金を稼ぐ必要はあるのか?と。 自分が楽しいと思う人生を送り、周りのみんなにも楽しく生きてもらい、最期の最期はみんなに囲まれ笑顔で死ねればそれでいいんじゃないだろうか?と。

色々考えた結果、自分が常に楽しい状態であること、そして関わる人が自分と関わってよかったと思えること、が今の自分に必要ということに的が絞られた感じがあります。

「村」を実現するために

話は戻りますが、「村」を作るために必要なことはそれはそれは山程あります。ちなみに、そのうちの1つ「拠点」は見つかりました。「伊香保BASE」という場所です。 ここにはこの記事に書いたような考えに近い人達が集まっています。ここの人たちと試行錯誤しながら妄想を現実に変えていくべく、行動に移していきます。

近い考えを持った人たちが集まると、それを実現するためのアイデアが生まれ、アイデアが行動に変わり、行動が信頼に変わり、信頼がお金に変わります。(ちなみに、無理にお金に換える必要はないと考えてます) そうすれば、更に人を集めることができ、クリエイティブな和が広がり、そしてまた、そこに集まりたい人が増える。このサイクルが回り始めることで「村」が出来るのではと考えています。

今は全てが妄想です。そしてそんなに人生は甘くないですし、簡単にことが回るとも思っていません。 ただ、少しずつ見えてくる仮説に対して、ひたすら施行を重ねることで、知見は広がり、仮説の精度が上がり、ゴールに近づく可能性は上がると信じています。

回りくどく言いましたが、冒頭に上げたとおり「バカになって行動してみる」のが早いということです。

ちょっと長々と語りすぎた感があり、話もまとまらないので今日はこのあたりにしようと思いますが、なんとなく自分の想いが伝わってくれれば嬉しいです。 行動を重ねていく内に、考えは変わる可能性もあるし、更に精度が上がっている可能性もあるかもしれません。

いずれにしても、また考えをアウトプットしたい時が来たらこうして記事に書いていこうと思いますので、懲りずにどうぞよろしくおねがいします。