ビジネス書籍2冊を読破
先週に目標を掲げて早くも1週間が経ちました。1週間って本当に早いんだなぁと痛感しています。ボーッとしてると1週間どころか1ヶ月、いや1年もあっという間に終わってしまうんじゃないかと少し危機感を覚えました。
っということで話がそれましたが、先週に立てた目標の振り返りと来週の目標について書いていきたいと思います。
先週の振り返り
10月に入り目標設定とそのフィードバックについて少し方法を変えました。詳しくは下記の記事を御覧ください。
そんな中で先週に立てた目標は下記のとおりでした。
ビジネス書籍2冊を読破
具体的には「ビジネスモデル・ジェネレーション」と「バリュー・プロポジション・デザイン」という書籍を読破するというものでした。果たして結果はどうだったのでしょうか?
✓ビジネス書籍2冊を読破
っということで目標に掲げた2冊を読み切ることが出来ました👏
読書感想文を書くのは小学校の時から苦手なのですが、せっかくなので、今回読んだ2冊についての感想を簡単に書いていきたいと思います。
ビジネスモデル・ジェネレーションの感想
結論としてはとても勉強になりました。この書籍ではビジネスモデルを新規に立ち上げたり既存のものを刷新したりするための「ビジネスモデル・キャンバス」というフレームワークを紹介しているのですが、このフレームワークの万能感がすごいという印象を受けました。とりあえずビジネスモデル・キャンバスを使っておけば事はうまくいく、というようなイメージです。
とはいえ、ビジネスモデル・キャンバスを機能をさせるには、ちゃんとした準備や計画、しっかりとした運営体制が必要にはなるので、「とりあえずビジネスモデル・キャンバスを導入すれば万事OK」というわけではないのですが、そういった環境が構築できるのであれば、ビジネスを軌道に乗せるフレームワークとしては素晴らしいものであると感じました。
書籍にはビジネスモデル・キャンバスをどのように作っていくか、運用していくかという内容を事細かに説明をしており、かつ挿絵が多く絵本のようなテイストになっているので、初めて読まれる方でも堅苦しくなく読めるのがこの本の良いところだと感じています。
後は読み手次第かなぁと言う気がしています。というのも、書籍の内容に理論的な話や手法の説明が多いので、実際にこの書籍通りに手を動かしてみて初めて身につくものなんだろうなぁと感じたためです。なので、読んでおしまいにするのは非常にもったいないです。今回は書籍を読破する(とりあえず読む)という目標だったので触りの部分をインプットするところで終わってしまいましたが、このフレームワークを実際に使ってみて、その上でどこが簡単でどこが難しかったのか、というPDCAを回してみるのもいいなぁ、と思いました。
- 作者: アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール,小山龍介
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: 大型本
- 購入: 29人 クリック: 473回
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バリュー・プロポジション・デザインの感想
続いて、「バリュー・プロポジション・デザイン」についてなのですが、こちらも非常に学びが多い書籍でした。ビジネスモデル・ジェネレーションの続編に当たる作品のため、本書の中でも先程のビジネスモデル・キャンバスが登場します。ビジネスモデル・キャンバスの中の「ターゲット(顧客)」と「価値提案」にフォーカスをした内容となっており、どのようにしたら顧客の課題を解決できる製品やサービスを作ることができるのか、といったテーマに沿って書かれています。
その中で「バリュー・プロポジション・キャンバス」というフレームワークが紹介されているのですが、これもビジネスモデル・キャンバス同様に優れたフレームワークです。「顧客プロフィール」と「製品の特性」を図式化し、それを基に製品やサービスの設計、検証、実行を行っていくといったものです。このフレームワークをビジネスモデル・キャンバスと連携させることもできるので、とても画期的で一度使ってみたいと思えるようなものでした。
また、ビジネスモデル・ジェネレーション同様に挿絵や図が多くスラスラと読めました。そして何度も挙げていますがビジネスモデル ・ジェネレーションと連携を図る部分が多く出てくるため、個人的には今回紹介した2冊をセットで読むことを強くおすすめします。順番としてはビジネスモデル・ジェネレーション⇒バリュー・プロポジション・デザインの順で読むのが良いかなぁと思います。
バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
- 作者: アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール,グレッグ・バーナーダ,アラン・スミス,関美和
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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次回目標
2冊のビジネス書籍を読破するという目標を達成したはしたのですが、実際のビジネスモデル・キャンバスとバリュー・プロポジション・キャンバスのこの2種類のフレームワークについては実際に使ってみないことには細部のイメージも付きづらいというような感覚を得ましたので、次回の目標は次のとおりに定めたいと思います。
バリュー・プロポジション・キャンバスを使ってみる
幾つか実際に立ち上げてみたいサービスのアイデアがあるので、そのサービスを最終的に立ち上げるということを今年いっぱいの目標としたいなぁと考えております。その第一歩としてこのバリュー・プロポジション・キャンバスを使ってみたいと思いました。次回は実際にそのバリュー・プロポジション・キャンバスを使ってみての難しいところや課題に感じたところ、全体的な感想をお伝えするとうことを一つの成果物にしますので、次回に乞うご期待!
少し飛躍した話になりますが、今回の2つのフレームワークを使いこなせるようになったら、群馬でワークショップを開いてみるのもありだなぁと思いました。(完全にジャストアイデアですが)そういったイベントを近い将来に開催してやる!という想いを今後のモチベーションとして頑張っていきます。(俺はどこを目指しているんだ!?笑)
ということで、一歩一歩ゆっくりではありますが、チャレンジをしていきたいと思いますので引き続きどうぞよろしくお願いします!