営業職の俺がエンジニアになる〜群馬Web化計画編〜

2017年に未経験からエンジニアに転職をした私が群馬でイノベーションを起こすまでの備忘録です。

複数人開発は個人開発と違う筋肉を使う

更新をしようしようと思っていながら結果できずにほぼ月末。ここからためにためた記事を放出していきます。今月は有言不実行の最低な月だったため、せめてもの償いですね。そんな想いで記事書きたくないし、そんな記事を読みたくないと思うので内容はちゃんと書きます。

新たなプロジェクト

ということで、実は最近、以前に何度か話に出した私の大学の友人2名と新たなプロジェクトを進めています。具体的な内容としては「みんなでRailsで何か作ってみよう!」といったものです。

私個人は、6月の後半からRailsアプリケーションを粛々と作っていたのですが、ようやく他のメンバーの勉強も追いついてきたので、今度は複数人でアプリケーションを作ってみよう、という流れでことが始まりました。

そんな中で、ゆっくりではありながらプロジェクトが進行しているのですが、現時点で感じている複数人開発と個人開発の違いと鍛えられている筋肉についてまとめてみました。これから初めて複数人プロジェクトに取り掛かる方がいれば是非参考にしていただけると幸いです。

自分の考えを言葉にする必要がある

いきなりで当たり前のことかもしれませんが、複数人で開発をしているとコミュニケーションが必要になります。二度言いますが当たり前のことかも知れません。ただ、これが非常に難しいと私は感じました。

今回のアプリケーションの企画者は私なのですが、私が想い描いているアプリケーション像を他のメンバーに理解してもらう必要がありました。個人開発で進めるのであれば、自分の頭の中だけで完結するので、とりあえず手を動かしてみよう(この動き方もどうかとは思いますが)という流れで済むのですが、複数人で開発を進める場合は、私の頭の中をメンバーに100%とは言わないまでもある程度理解してもらう必要があるのです。

  • コンセプトってなんだっけ?
  • ターゲットは?
  • サービスを使うメリットは?
  • UIはどんな感じ?

などなど、挙げればきりがありませんが、こんな様なことを事細かに説明しなければならないのです。自分はこう思っていた、でも彼はこう思っていた、では通用しないのです。しっかりと伝え、理解をしているかどうかを確認する。今更ながらコミュニケーションの真髄を学んだ気がしました。

自分の考えを整理し、相手に伝え、相手の理解を推し量る、こんな筋肉が私には足りていないことを痛感しました。(俺、営業だよな?!)

知識レベルの差を理解する必要がある

これも先ほどの話に紐付くのですが、短期間ではありながら、知識レベルの差というものが発生していることに気づきました。私はRailsチュートリアルを2周し自分のアプリケーションをレビューを受けながら作っている、かたや友人の1人はようやくRailsチュートリアルを1周終えたばかり、もう1人はフロントエンドの開発は仕事でやっているがサーバサイドの開発経験はゼロといった状況でした。

個人的にはRailsチュートリアル1周目の友人と私の差はそこまで大きくはないと思っていたのですが、意外と溝が深いことに気づきました。言葉や概念、常識が伝わらない、、そんなことが多々あり、、言うても私も知識は深くない中で彼のわかる言語に翻訳をしながら話さなければならない状態で若干疲弊しました。

理解を得る為には相手のレベルに合わせなければならない筋肉がつくと共に教えることにより自分の知識の浅さも明確になり、重点的に学ばなければならない点が露わになりました。

スピード感が圧倒的に遅くなってしまう

これは皆、他に本業があり、個々人のスケジュールもあるので致し方ないことかもしれませんが、1つ1つ進めるのに最低でも1週間、最悪の場合1ヶ月ほど時間がかかってしまうことがありました。(というか今まさにその状況です)

ぶっちゃけてしまうとまだ開発に着手ができておらず、要件定義やら設計やらに時間がかかってしまっています。初心者の勢いだけの猛者が集まった結果の産物ですね。見通しあと1、2回は会議をしなければ恐らく開発に着手できないであろう中で、ことが進んでいるこの現実。せっかちな性格の私は発狂しそうなレベルです。笑

ここはSlackやSkype等で解決ができないか、と考えているのですが、今のところ解決策を見いだせていない状況です。幸い個人で開発を進めているアプリケーションがあるのでいいのですが、気持ちとしては早く開発がしたい!といった感じです。

お互いのモチベーションを気遣う能力や調整力、会議をスムーズに進めるための進行力をもう少し鍛える必要がありそうです。

まとめ

とまぁ、このまま終えるとこの人かなり鬱憤が溜まってるなぁ、で終わってしまいがちですね。ただ、フォローを入れるつもりは無いのですが、個人的にはこういった環境でも非常に楽しめています。

何よりいくつか挙げさせて頂いた能力や経験が足りないという証拠であり、普通に日常を過ごす中でこういった壁にぶつかる事もそんなに多くは無いと思っているからです。

全力で臨んでいるからこそぶつかる壁であり、この壁を乗り越えた時に、それは能力や知識、経験に変わるのだと思っています。チャレンジなくして成長なしですね。そんな身勝手な成長に付き合ってくれている友人達には心から感謝をしています。

不満を言ったのかと思えば、感謝の意を述べる、毎度ながら取り留めのない内容でしたが、ここから何か気づきが与えられれば本望です。

エンジニアを目指して活動しているかどうかが直近見えづらく恐縮ですが、ゆーっくりと進んでおりますのでご安心ください。

という事で、今回もご精読ありがとうございました!